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女性がバイクに乗る際に気をつけておきたいこと

メカに強くなろう

女性がバイクに乗る際に気をつけておきたいこととして、
まずはバイクの特性を理解するというのがあります。
いわゆるメカに強くなることが大切です。

一般的には女性の場合、男性に比べると機械音痴であり、
バイクに乗って走ることは好きでも、バイクの構造や機械的な特徴については
不得手という人が少なくありません。

ですが、ライダーにとって自分が乗るバイクの特徴を理解することは、
とても重要な要素となります。もちろん、分解したりカスタマイズが
自在にできたりするようになれというのではありません。

走りながらその特徴を確かめていくのでも十分です。
初めて乗るときは、いきなりスピードを上げるのではなく、ゆっくりと走って、
エンジンや前後のタイヤとサスを温めながら走りに集中してきましょう。

一緒に走る仲間や周囲のバイクがハイペースで追い抜いていっても、
最初から決してハイペースで追いつこうとしないことが大切です。
ゆっくりじっくりバイクと向き合いながら、バイクを知り、
自在にコントロールできる力を身に着けることが肝心なのです。

また、中には女性ライダーを見つけて、煽ってくるような男性ライダーもいます。
そうした場合も冷静に対処し、スピードに余裕を持たせて楽しみながら走ることに
集中しましょう。

手が小さい女性ライダーへ

女性の場合は、体はもちろん、手も小さくバイクのグリップが
握りにくいことがあります。こうした場合は、グリップに対し45度ほど
外から握ると、4本の指がレバーにすべて届くようになるはずです。

一方、グリップに対して90度の握り方では、手が小さい方だと
薬指や小指がレバーに届かず不安定になってしまいます。

バイクに乗る際は、小柄な女性の場合シートの前側に座り、
上体をやや前傾気味にするといいかもしれません。このポジションをとることで、
肩の位置が前に入り、外側のハンドルに手が届きやすくなるためです。

バイクの取り回しをする際にも、上体を前において、肩の位置をハンドルに
近づけるような位置関係をとることで、重量のあるバイクでもスムーズに
動かせるようになるでしょう。

もし、それでも届きにくい場合には、バイク自体が大き過ぎることが考えられます。
女性の場合は特に、最初はなるべく小さなバイクから始めて、徐々にステップアップするのが
おすすめです。

女性ライダーの中には、ライダーズファッションを楽しむ方もいるでしょう。
もちろん、これは素敵なことですが、当然ながらライダー専用のスーツやグローブなど
体を防備するものを身に着けなければなりません。

また、女性らしさをカバーするのではなく、
赤やピンクなど派手なカラーを身に着けたほうが、安全対策上も有効です。