発進が苦手でした

発進に対する苦手意識

まだ教習所に通っていた頃の話です。

実はなかなか上手く発進ができなくて、かなり苦労しました。

アクセルをどれくらい開ければ良いのか、クラッチもよく分からない、という感じでエンストを何度も起こしてしまいました。

感覚だけだと良いところが分からなくて、ついついアクセルが上がっていく数字をゲージで見ながら調節してしまい、先生から叱られていました。

 

それでも、私はバイクに乗れているという事実がとにかく嬉しくて、すごく感動していましたね。

ギアを上げ、スピードが出る時の感覚が心地よくて、運転しながら頬が緩むのを感じました。

念願のバイク乗りに自分もなれたんだ、という実感がすごく強かったんです。

まだ免許は取得していないんですが、初めて乗ったということで感激していたんです。

 

ところが発進に関しては本当に苦手で、発進は常にゆっくりゆっくりふかして、クラッチもゆっくり、発進も当然ゆっくりでした。

自分でやってみて、バイクに乗っている人達が信号待ちから発進する時、あんなにすんなり早くできるということにびっくりしました。

どうやったら、あんな風に素早く繋げられるようになるんだろうと思って先生に聞いてみたところ、ゲージを見ながら合わせようとするのではなく、クラッチを開けていくとスッと進むところが分かるようになる、と言われて余計によく分からなくなったのでした。

 

自宅でも勉強とイメトレ!

教習所から帰ってからは、自分で色々と調べたりイメトレしたり、とバイクに乗らなくてもできる部分で努力です。

映像で見たり、文章で発進のコツを書いているものを読んだりしているうちに、やっと1つ気付きました。

ゆっくりゆっくりアクセルをふかして発進していましたが、この時アクセルをゆっくりと開ける必要はないみたいだったので、クラッチを合わせるのさえ成功すればエンストしないのかもしれない、と。

そこで次の実技の時に、すぐ実践してみました。

 

アクセルは自分が思うより強めにふかして、クラッチを合わせることに気を配り、発進してみたんです。

すると、前回より良い発進ができました!

しかも、これならゲージは見なくて良いわけです。

やっと、先生が行っていたことの意味が少し分かりました。

上手くいった感覚を忘れないように、何度も練習してコツがつかめてきた時は嬉しかったですね。

 

エンジンがどういう仕組みで、どう動くのかという仕組みをもう一度勉強し直して、暇さえあればまたイメトレを繰り返しました。

そのおかげで、何度も失敗して強く自分の心に焼き付いた苦手意識も、何とか克服することができたんです。