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バイクの各部位の名称と解説

バイク

バイクって楽しいよ・・・とその前に各部位を知っておくことも重要

バイクに乗っていない友人がいて免許取ろうかな?なんて聞くとついついバイクって楽しいよ!と力説してしまう私がいます。
ただバイクは自分である程度メンテナンスする必要がありますし、部位を理解していないとちょっとした不具合の時でもバイクショップに持っていってお金がかかることになるので、バイクを理解することも重要です。

私もメンテナンスなどしながら少しずつ詳しくなっていったのですが、部位の種類やどういうものなのか理解していると緊急で修理した方がいいのか、それともメンテナンスでいいのか判断できるようになって、より安心してバイクに乗れるようになります。

バイクの外装について

バイクの外装というのは目で見てわかる部分といっていいと思います。
タンクやフェンダーなどがありますがバイクの車種によって使われているパーツにも違いが出てくるので、自分のバイクにどのようなパーツがあるか理解しておくと安心です。

タンクは燃料が入っているパーツですがミッションバイクとスクーターで場所が違います。
ミッションバイクはシート前のバイクに乗った時膝で挟み込む部分です。
スクーターはヘルメットを収納する下にあり外装の説明などを見ると項目がありません。

カウルは主にスタイリングや空気抵抗を減らすために利用するものです。
スポーツタイプのバイクなど車体下部全体をカウルでおおわれているモノがあり、これをフルカウルといいます。
そのほかにヘッドライト上部を覆うアッパーカウルやマフラーを覆うアンダーカウルなどが色々なパーツがあるので、自分のバイクにあるカウルを覚えておくといいでしょう。
このほかにスクリーン、フェンダー、シートなどが外装に含まれます。

バイクのエンジンは重要なパーツ

エンジンはバイクの心臓部で動力源となる部分なので非常に重要なパーツです。
排気量や気筒数などによる違いを持っています。
エンジンはエンジン全体をさし、キャブ・インジェクションなどと連結している部分です。

ピストンはエンジンの爆発力を利用しピストン運動をすることでバイクを動かす原動力を作る部位になります。
クランクシャフトはタイヤにエンジンの力を伝える役割があり、プラグはエンジンの天下に利用する火花を作るパーツです。
このほかにエンジン部分にはラジエターやシリンダーなどがあります。

吸気系も重要なパーツたち

エンジンが爆発しそれが各部位に伝えられることでバイクが動くのですが、エンジンの爆発に必要な空気を取り込むのが吸気系パーツです。
キャブレターとインジェクションという2種類がありますが、近年のバイクは排ガス規制があるためすべてインジェクションタイプになります。

キャブレターは機械式となっていて吸気とガソリンを混ぜ合わせる装置です。
キャブレタータイプはカスタムしやすいという特徴があり、乗っていて心地よい乗り味を感じるためキャブ方式の中古バイクの方が好きという意見の方も大勢います。

インジェクションは電子制御でエンジンと空気を混合させる装置です。
故障が少ないというメリットとエンジンの始動不良が少なく安定性のいいバイクになります。
排ガス規制が施行されてからはインジェクションタイプのバイクとなり、キャブの方が楽しいという意見もありますが性能が向上したことで最近はキャブにこだわりを持っていない方も増えているようです。
このほかにインジェクションを電子制御するコンピューターが設置されています。

そのほか・・覚えるべき部位は多数ある

このほかにもマフラーやサイレンサーなどの排気系、チェーンやミッション・ベルトなどのタイヤを回すための駆動系パーツ、タイヤやホイル・スイングアームなど足回りと呼ばれる部分やバイクを停止させるための重要な部位となるブレーキ系、発電・蓄熱系統など色々な部位があります。
こうした部位に関してすべてを理解するというのはプロ以外必要ないと思いますが、メンテナンスをしながら一つずつ覚えて詳しくなっていけばいいでしょう。

バイクに乗っていると故障することもありますし故障まで行かなくても「あれ?音がおかしい?」と思う部分が多々出てきます。
そんなときにメンテナンスなどを行って「このパーツが悪かったのか」と理解したり、バイクショップに持っていき悪いところがわかるたびに、部位や部位の役割を覚えることができるのです。
一基に覚える必要はないので、少しずつ覚えていきましょう。